相変わらずの、気を付けましょう気を付けましょうで改善できてない。

仕入れから、販売やチラシなどの企画なども、担当者に権限を付けるのはいいのだが、状況によって担当者がコロコロ配置換えになるような事をしている会社の話。

いろんな部署をローテーションや、休日補助の為に移動したりというのをしているが、どうしても覚えることが多くなり、間違いやミスがでてしまう。

それを、気がけて注意するという事で動いた結果どうなったか?

 

担当者が在庫切れになって販売機会損失を怖がる事によって、在庫の過剰という現象が起きてしまった。

どの商品も、2割強くらい在庫が多くなってしまった。

それにより、担当者が変わっても特に問題は出なくなったが、会社としては、資金を余剰在庫に振り分ける必要が出てきてしまう。

その在庫も、消費期限などが無ければ、最悪は、なんとかなるが、消費期限があると、そのリスクが出てきてしまう。

結局は、商品一つ一つに、時期ごとの適正在庫の設定などがあれば、こういう事にはなっていなかった。

 

予期せぬ天候などで予測できない場合は、人が管理しようと、システムで管理しようと回避することは難しいが、平常の定番品の平均在庫数は毎月修正するなどをしてその修正そのものを担当者が行うという事をしておけば、サブの人員でも、平均在庫を下回る分だけ発注しておけばいいという事になる。

これが、一番より理想な在庫の管理だったりする。

 

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